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虹の橋へ [イタチ]

1/30(土)
お通夜。お花を買って、一日キュウちゃんのそばにいる。

1/31(日)
午前中早いうちに、お寺へ。
お葬式をしてもらってきた。

火葬が済み、お骨を拾うとき。
寝たきりで後ろ足が細くなったのに、
骨は太くてがっちりしていた。
キュウちゃんは内蔵が強く、ごはんも大好きで骨が太い。
長寿の秘訣はここにあったのだね。


亡くなってからお葬式までは、
安心感のほうが大きくて比較的落ち着いていたのだけど、
時間が経つにつれてどんどん寂しくなっていった。
キュウちゃんは毎日静かに寝ていたけど、
家の中にはいつもキュウちゃんの意識っていうのがあって…。
本当に私と旦那さん、ふたりっきりになってしまったんだね、と思う。
家のあちこちにキュウちゃんとの生活のかけらがあって
目に止まるたびに「あぁ…」って思う。

フェレット関係のものを一気に片付けてしまうのは切ないので、
少しずつしまっていこうとおもう。
とりあえずチキンスープは捨てました。

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▲チキンスープも、カリカリをミルサーにかけたものも1月の頭に作ったため、
けっこう残ってます。

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▲右のお花は、会社の上司にいただきました

25日〜29日まで家から出ずに、いつ亡くなるかわからないキュウちゃんの側にいれました。
ごはんや日用品をだんなさんに買ってきてもらったりして、
まさに二人三脚でした。

キュウちゃんにかけていた時間がかなり多かったため、
今はなんだか、ひまだなと思ってしまいます。
少しずつフェレットのいない環境に慣れていこうと思います。

キュウちゃんや私の心配を、たくさんの人にしてもらいました。
本当にありがとうございました。

お葬式直前の写真



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1/29 [イタチ]

1/29日(金)
今日もひたすら気持ち良さそうに寝ている。

もう、逝く準備をしているのだねと私たちの意見は一致していて、
27日に少しごはんを流し込んだだけで
あとは、ほんの少しのお水を与えるだけにした。

食わず飲まずで5日目。
なぜ、発作は起こらないんだろうか。
お医者に連れて行かなくていいんだろうか。
ごはんをあげなくていいんだろうか。
本当はただ普通に寝ているだけなんじゃないんだろうか。
この状態がいつまで続くんだろうか。
自分のしていることが正しいのか、よくわからなくなってきた。

本当にやすらかに、気持ちよく寝ている。
でも呼吸は少しずつ、小さくなっている。


夜。旦那さんが帰宅。「今日も会えたね」
毎朝「これが最後かな、と思って会社に行く」と思っていたらしい。

日付がかわる。30日。
25:00。キュウちゃんの呼吸が不規則(遅く)になる。
変だよ!と旦那さんを呼ぶ。ふたりでキュウちゃんを囲む。
呼吸が乱れてからすぐ、キュウちゃんが苦しそうにしている。
鼻の上にしわをよせ、歯茎をみせている。
痛いのかな。苦しいのかな。

25:05ごろ。おなかの動きがとまる。
呼吸が小さく、心臓の音も手で触って確認できないほどだったので、
少しの間、本当に息をしていないのかを確認。


見ると少しタール状のうんちをしていたので、それをキレイにし、
ゴミを捨てに行く時に、泣けてきた。

キュウちゃんのところへ戻り「よかった」、と言った。
旦那さんも「うん」、と言った。
長い長い時間が、終わった。

ふたりで静かに涙を流し、
キュウちゃんをじぶんのお部屋(ケージ)へ寝かせ、
私たちは就寝。

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26〜28 [イタチ]

1/26(火)
手足のケイレンは静かになってきている。
ただ、目を見開きっぱなし。
目の表面が乾いているので、定期的に目薬を差す。

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1/27(水)
静か→少しケイレン を周期的に繰り返す。
目はだいぶ閉じられるようになった。

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今までガムシロップを水で薄めたものもごはんも一切受け付けなかった。
落ち着いてきたようなので水のような状態のごはんをシリンジであげてみる。
本当に少しずつ、のどに流れ込んで来たら飲み込む...というのを繰り返す。
0.3cc→2cc→5ccと時間をあけて少しずつ量を増やしてみる。

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だけど飲みたくて飲んでる訳ではないようで、
身体の自然な反応に近い。
目のあたりを触ると瞬きをする。
呼びかけには全く反応しない。

1/28(木)
体勢を戻しても、どうしてもこのかたちにひっくり返ってしまう。
でもすごく気持ち良さそうに横たわっている。

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25〜28日まで、私たちは川の字になって眠った。

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1/24、25 [イタチ]

1月24日(日)
寝たきりのキュウちゃんの足の節々が赤くなっている。
少し膿んだあと、かさぶたになったところもある。
寝たきりなので擦れてこうなったので、
夜、私が寝る前に粘着性のある包帯を足に軽く巻いてあげる。
(犬にも使えますとあったので)

1月25日(月)
私より先に起きる旦那さんに声をかけられる。
見ると、キュウちゃんの足が真っ赤に!血が出ている…!
包帯は取れていたので、取るためにひっかいたのか
かぶれてかゆくなってひっかいたのか…。

たぶん痛いのだと思う。足を気にしてごはんどころではないキュウちゃん。
この日に限ってかかりつけの病院が定休日なので、
前に行ったことのある少し遠い救急病院へ連れて行く。

病院では保湿効果のある(皮膚と同じ役割があるらしい)クリームを出してもらった。
ごはんを食べていないため、低血糖の発作を起こすと大変なのでと
ブドウ糖も与えてもらった。

10:30。家に帰宅。まだ出勤前の旦那さんが家にいる。
落ち着いてきたのでとりあえずごはんをあげようとすると、
手足をビクんビクんと大きく動かしている。
変だー....と思った瞬間、叫び声をあげる。

ナッキーの亡くなる時のことを思い出した。
こうして悲鳴をあげながら、夕方には疲れきって死んだのだ。

旦那さんは締め切り前なので、ひとまず会社へ行ってもらう。
私は自宅作業にして、キュウちゃんの側にずっとついていた。


12:00から、静かなときと、大きくケイレンしながら悲鳴をあげるのを交互に繰り返す。
15:00ごろ、叫びはなくなる。目は瞳がぐるんぐるんしている。
17:00ごろから、手足のビクっビクっが少しずつ小さくなる。

旦那さんが帰宅。
キュウちゃんに会えた。

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続く


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一緒に過ごした [イタチ]

今日は一緒に寝ていたかったので
昨日遅くまで仕事がんばったんだもんね。

病院に行ったあと、今日までまだ発作は起きていない。

けいれんする発作を起こしたら、
ガムシロップを水で2倍に薄め、シリンジで1ml与える。
一日に4回までならOK。ただし、3〜4時間は空ける。

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カテーテルのおかげでキュウちゃん楽そう。
水っぽいごはんをあげているのでウンチがとてもゆるいので、
私が留守の間にウンチして、さらにキュウちゃんが動いちゃったらすごいことになるだろうなぁ…。


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だいぶ回復 [イタチ]

実は仕事が詰まっている状況なので
今まで休んでいたぶん、会社に出社して仕事。
家で旦那さんにずっとキュウちゃんをみててもらいました。

自分からスプーンでごはんをたべてくれるようになり、
体力がだいぶ回復してきたんだなぁ。
よかった。

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急降下2 [イタチ]

朝イチで動物病院へ電話。
ひとまず連れていくことになった。

診察結果。
インスリノーマと寿命が限界に来ているとのこと。
いつ亡くなってもおかしくない状態。
おしっこが濃い黄色なのは、前立腺のせい。

3時間毎に発作と伝えると、院長先生がびっくりしていた。

まず水分補給の注射をし、
ブドウ糖を足に注射(血管に直接入れているのかな?)。
キュウちゃん本人も私たちも大変だからと、再び尿道にカテーテルをつける。

血液検査も薬が処方されることもなし(ランクが上のステロイド剤を処方されると思っていた)。

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▲病院からの帰り だいぶ落ち着いてきた

院長先生に
「もうこのままなのでしょうか?」と聞くと「もう限界まで来てるからね」とのこと。
「今までがんばってきたんだから、ここまで来たらもう力を抜いていきましょう」
そう言われて、病院で涙が出てきました。
キュウちゃんがかわいそうなんじゃなくて、
緊張しっぱなしでいた私の気持ちがちょっと緩んだせいだと思います。

自宅に着いてごはんをあげて(シリンジで)、
少し様子をみたら落ち着いてきたので会社へ行きました。
旦那さんが18時過ぎには家に帰れたので様子をみてもらい、
いつものようにスプーンでごはんを食べてくれ(時間はかかる)、
昨日より調子よさそうとの連絡をもらい、
私は21時ごろ家に着きました。

もう完全に寝たきりになっちゃったけど
だいぶ様子がよくなってきたのでひとまず安心。
でも、いつどうなってもおかしくない状況なので
多少の緊張感は持ちつつも力を抜いて最期までみててあげたい。

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急降下 [イタチ]

藤原竜也くんが出てる舞台ANJIN イングリッシュサムライを観に行くため、
会社を休んでいました。

午前中にキュウちゃんのごはんをあげ終え、
今日は昼寝すんど!と一緒にベッドにごろん。
3時間後。ごはんの時間なのでおトイレ+ごはんの準備をする。
おしっこ絞りをしようと思ったら、ぐったりしてケッケッとなったので中止。
ひとまずごはんをあげようとスプーンを近づけるも、食べようとしない。
口の端にヨダレがでていて、意識もなかったのでガムシロップを与える。
いつもなら5〜10分もすれば気がつき、ごはんもすぐに食べてくれるのだけど
今日はなかなか起きない。起きてもずっとぐったりしたまま。
ガムシロップあげたし、フードを与えなければ(血糖値が急に上がるので、その後急に下がる)と、
シリンジで少しずつ流し込む。けどほとんど飲まない。
20分後くらいになってようやく食べれるくらいになったので、
シリンジで15cc弱ごはんをあげて寝かせる。

いつもより発作時間が長い。いつもよりぐったり感が大きい。
これはよくない状態だ、と思い
旦那さんに連絡しつつしばらく様子を見る。

夕方。本調子ではないにしろ、どうにかごはんをたべておしっことうんちもできた。
旦那さんも早めに帰ると言っているので、キュウちゃんをおいて舞台を観に行く。
休憩時間に旦那さんと連絡を取り合う。

家に帰宅。
やっぱりあまり調子がよくないらしい。

寝てる間は気持ち良さそうなんだけど、
ごはんのために起こすたびに、ヨダレを出してぐったりしてしまう。
つまり3時間ごとに発作を起こしていたことになる。
私たちのベッドに一緒に寝かせ、一晩中寝たり起きたりしながら様子をみる。

それと、おしっこの色が濃い黄色だった。

(15日の日記へつづく)

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シチューが [イタチ]

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こんなんなりました。
今日はシチューだったので白いポンデライオン。

旦那さんに「どっちがいい?」と聞くと
「フレンチウーラー」と答えてました。

フレンチウーラーシチューをたべる30も半ばになるおっさんです。

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大阪へ [イタチ]

身内に不幸ができたので、
急遽大阪へ行くことに。

本当はキュウちゃんを病院で預かってもらうつもりだったけど、
急だったので家族会議の結果、一緒に連れて行くことに。

こんな大おじいを何時間も車に乗せておくのは本当に申し訳なかったけど…。

出発〜富士宮あたりまでは私の膝の上で気持ち良さそうにすやすや寝てて
これは安心だと思っていたのもつかの間、
くちゃくちゃと言い始めてケッとし始めてぐったりしてヨダレが…。
発作だ〜汗 と思い、ガムシロップちょっと歯茎につけて様子を見る。
しばらくすると起きたのでごはんをあげるが、あまり食べない。
無理矢理半量食べさせ、次のPAまで行くことに。

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▲富士宮PAにて。すんごくいい眺め。
このときキュウちゃんにごはんを食べさせるスプーンを忘れたことに気付き、
たまたまあったスタバでプリンを買って難をしのぐ。スタバ様々。

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▲落ち着いてきたあたりかな?

次のPAではすっかり元気を取り戻したので、さらにごはん半量を食べさせる。食べる。
よかったよ〜、ホント、一度家に戻ってもらおうかと思った。

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▲このあとは順調で、キュウちゃんもよく眠る。

そうしているうちに大阪へ到着。

大阪へ着くと旦那さんはキュウちゃんのケージ作り。
私はキュウちゃんのおしっこ絞り。
やっぱり車の中だとうまくおしっこをしぼれず、うんちも出せなかった。
このとき確かうんちも出た気がする。

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▲ごはんをもりもり食べます。

そして寝かせると、ようやく本当に安心できました。


で、帰り。
はじめは順調だったものの、やっぱり途中で発作を起こす。
またガムシロップ+ごはんでどうにか難を逃れる。

川崎の自宅に着いたのは25時半。
「死ぬ気で守る」と自宅を出たものの、やっぱりかわいそうなことをしてしまった。
本当にキュウちゃんがんばりました。



【この旅であった出来事】

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▲キュウちゃんのごはんは「チキンスープを冷凍したもの+水+フェレットフードを砕いたもの」
なのですが
大阪へ持っていくためにチキンスープの固形を一個ずつ小分けにわざわざしたのに、
当日持っていくのを忘れてしまった…泣
なのでずっとフードをお湯でふやかしたものだけを食べさせておりました。

帰り、ガス欠で止まるかもしれない恐怖を味わいました。
どうにか牧ノ原で給油。たすかった…。

滋賀に行く途中の山道で雪が降ってきて、
普通タイヤだったのでヒヤヒヤしました。

琵琶湖を見渡せるPAにてトイレ休憩。私は初滋賀。夜だったものの、琵琶湖に感動。
でもものすっごおおおおく寒かった。

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